【日韓夫婦必見!】韓国語訪問教育サービスについて~申請方法と体験記~
こんにちは、韓国に住む日韓夫婦のこじです。
韓国で結婚生活をはじめるときに悩むことはなんですか?
結婚してから初めての韓国生活に苦労することは多いと思いますが、
私の一番の悩みは韓国語をしっかり使えないことでした。
夫との生活を楽しみに韓国に来ましたが、
韓国語ができないことで生活がどんどん苦しくなっていきました。
韓国語の勉強をしてもモチベージョンも上がらず
発音の練習をしても確認してもらうこともできず自信が持てませんでした。
そこで、私と同じような方にお勧めしたいのが
韓国語訪問教育サービスです。
韓国語訪問教育サービスとは
経済的に困難な方や集合教育に参加することが難しい方のため
結婚移民者やその家族に指導者を自宅に派遣する支援サービスです。
生活言語を身につけて文化を理解できるよう段階的な韓国語教育サービスが提供されます。
1.対象
最初の入国から5年以下の結婚移民者とその子ども
ただし、入国5年以上が経過した場合でも妥当な事由がある場合は支援を受けることが可能です。
また、移民者の子どもは外国で成長後、韓国に入国した子どもに限ります。
2.内容
韓国語教育1~4段階
・語彙、単語、文法、文化など
韓国語訪問教育の申請方法
1.申請方法
まず最初に面・道・区の自分が住んでいる該当事務所に
訪問教育の申請をします。
申請結果を待ち許可がおりたら、郵送で説明書が届きます。
その情報が家族センターに伝わるので具体的な開始時期の連絡を待ちましょう。
2.提出書類
申請書類は自分が住んでいる該当事務所で渡される申請書に
必要事項を記入し申請してください。
担当の先生が訪問してから下記を提出します。
- 会員登録申請書、初期面接紙、対象者誓約書
- 個人情報収集および利用同意書
- 民間情報収集利用同意書
- 個人情報第三者提供同意書
- 住民登録謄本、家族関係証明書、外国人登録書のコピー
※私が住んでいる場所の場合なので申請する方は
住んでいる事務所に確認してから申請してください。
訪問教育サービスの期間
全部で80回です。
週2回で1回当たり2時間(2時間のうち20分以内の休憩時間)
教育を受けることができます。
訪問教育を中止する場合
申請したサービス期間または会期を満たさずサービスが終了した場合でも、
サービスが1回提供されたものであるため、その後はサービス提供不可
ただし、中止事由が出産、母国訪問など特別な事由に該当する場合、
残りのサービスを受けることが可能です。
(証拠資料の提出が必要)
注意点
指導者に被害がある場合や引っ越しで続けるのが困難な場合、
似ているサービスを受けている場合などは
サービスが中止となる場合があるので注意が必要です。
訪問教育の開始からの流れ
開始
申請書などを書いてレベル分けをするテストを行います。
F6の配偶者ビザのため取得したTOPIK1級程度の実力しかなく、
わからない問題が多かったです(汗
先生からわからない問題も適当に選択してと言われて
そんな感じでレベルがわかるのか?
と思いましたが、私はちょうどいいくらいのレベルで
はじめることができました!
2回目から
2回目からはレベルに応じた教材を先生が持ってきてくれるので
それを使って勉強しました。
教材は他の教材とは違って多文化家族が使いそうな状況が出てくるので
想像しやすく頭に入りやすいです。
私の場合は火曜日と木曜日の2回で休憩はとらずに1時間30分続けて授業します。
授業中は全部韓国語で私がわからないときは翻訳機を使用して教えてくれます。
私の住んでいるところの家族センターには日本語を話せる先生はいないということでした。
韓国語訪問教育を受けるメリット
マンツーマンで確実に勉強できる
一対一の授業なので自分がしっかりわかるまで確認しながら
ゆっくり確実に進めることができることがよかったです。
集団教育では聞きにくいことが聞けたり、
雑談などでも韓国語のリスニングの練習になったこともよかったのではないかと思います。
また、韓国で友達もおらず誰かと話せることが生活の刺激にもなりよかったところです。
教材がわかりやすい
↑実際に使っている韓国語教材です。
私はTOPIKの対策用の教材や他の教材を試しましたが、
勉強のための教材という感じがして勉強することがもっと億劫になっていました。
ですが、訪問教育の教材は多文化家族の実際の生活に使えるような内容が多く、
勉強嫌いな私でもわかりやすく取り掛かりやすいテーマのもので理解しやすかったです。
韓国の文化などを勉強することもできます。
週2回で予習復習もしやすい
週2回なので時間拘束も少なく、集中して勉強ができます。
週の授業回数が少ないので予習や復習したり、
宿題も出されるのでしっかり理解して進めることもできます。
授業の休みの日には夫との会話の中に
新しく覚えた文法や単語を使って話してみることで
自信もつき楽しく続けられています
韓国語訪問教育のデメリット
勉強したことを発揮する場所が少ない
私の場合はマンツーマン授業があっていましたが、
集団授業で勉強したほうが友達を見つけやすく会話能力が早く身につくかもしれません。
しかし、夫や夫の友達・夫の家族・買い物など普通に生活していても
韓国語を使う環境にいるため、あまり不自由ないと思います。
韓国語上級者は必要がない可能性も
TOPIKですでに上級を取得している方は、
韓国での生活が困難な方用の勉強なので物足りないと感じるかもしれません。
私のように韓国語の勉強が十分にできていない方にはとても価値のある内容だと思います。
まとめ
私は結婚を機に韓国に移住して韓国語がわからないストレスを毎日感じていました。
特に夫の家族と話しをするときには自分の気持ちをいうことができず、
ずっと韓国語を早く話せるようになりたいと思っていました。
しかし、毎週少しずつ韓国語を勉強し理解できるようになって本当にストレスがなくなり
自信が持てるようになりました。
韓国語を移住前からしっかり勉強することが一番だとは思いますが、
私のように韓国にきてから勉強できる方法もあります。
韓国語訪問教育サービスを使って韓国での生活を楽しくしましょう!